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2024年|費用対効果の高いSEO対策を業者に依頼するには?費用の相場感からポイントを解説

費用対効果の高いSEO対策を業者に依頼するには?費用の相場感からポイントを解説

企業としてインターネット集客をしようと試みているなら、SEO対策を施すのは現代では必須です。しかし、ひとえにSEO対策と言ってもその種類は様々あり、それを業者に依頼しようと考えるなら費用がそれぞれ異なってくるため、意外と簡単にはできないものです。

・・ところで、この記事をお読みのあなたは、おそらく経営者の方や企業のWEB担当者様、広報ご担当もしくは企業のマーケティング全般を扱っている営業部の方かもしれません。

これまでSEO対策を実施する際に、以下のような疑問が頭に浮かんだことはありませんでしたか?

  • SEO対策にはどんな種類があるの?
  • 費用対効果の高いSEO対策はどれを選べばいいの?
  • そもそもSEO対策は業者に依頼すべきものなの?

この記事では、まさにそんな疑問についてお答えしています。記事の中ほどには、紹介したSEO対策の概要と費用の相場感を一緒にまとめて掲載しています。どうぞ、最後までお読みください。

目次 - Index -

6133文字

読み終わる時間の目安:約11

1. SEO業者に依頼する前に知っておきたい!SEO対策の3つの支払いタイプとその特徴

SEO対策を業者に依頼する場合、以下の3つの支払いタイプがあります。おすすめする順番に並べてご紹介します。

  1. 月額固定型
  2. 一括支払い型
  3. 成果報酬型

それぞれの支払いタイプによってSEO対策の内容が異なるため、順を追って説明していきます。それでは、一つずつ見ていきましょう。

その1. 月額固定型の特徴:ビジネスモデルを考慮した中長期的なSEO対策

  • SEOコンサルティング・・・ビジネスモデルを考慮したSEO対策
  • コンテツンツSEO(取材型)・・・取材をして記事を書くコンテンツSEO対策
  • 外部SEO(被リンク対策)・・・関連性のあるサイトから被リンクをもらうための施策
    ※被リンク対策について詳しくはこちら

費用対効果・・「◎」

ポイント

月額固定型は、専属のSEOコンサルタントが、依頼主である企業それぞれのビジネスモデルを考慮した視点から、Webサイトの『内部SEO対策』をメインに実行してくれるのが大きな特徴です。※内部SEO対策について詳しくはこちら

Googleの検索アルゴリズムにも柔軟に対応したサイト構成を考えてくれるため、順位変動の影響を受けづらい将来性のあるWebサイトを構築することができます。しかし、中長期的な施策が多く、短期的には効果の出づらい場合もあるため、そこは自社のSEO対策の優先順位も考えて、SEOコンサルタントとしっかり相談して決めておくことが必要です。

支払い方法が月額固定のため、毎月支払う費用は比較的安いものの最低契約期間が長く(半年〜1年間が一般的)、業者によって異なるのでそこはしっかりと事前に確認しておくことをおすすめします。

こんな企業におすすめしたい!

  • 継続的なSEO対策を考えてSEOに強いサイトを作りたい
  • 専属のSEOコンサルタントに対面で相談したい
  • 費用対効果の高いSEO対策を実施したい

その2. 一括支払い型の特徴:即効性のある高い効果を期待できるSEO対策

  • 内部SEO対策・・・タイトルやh1,h2タグといった内部設計の対策
  • SEOサイト設計コンサルティング・・・企業のビジネスモデルのキーワードからサイト全体の設計方法を考案
  • コンテンツSEO(ソーシャル拡散型)・・・露出起点を持つ業者に拡散依頼するコンテンツSEO
  • 記事量産型のコンテンツSEO・・・ライバルに応じて記事を量産するSEO対策でとても重要

費用対効果・・「○」

ポイント

一括支払い型は、Webサイトを制作する際に最初に行うサイト設計のコンサルティング、一つの記事を作り込んでソーシャルの露出起点※を提供するコンテンツSEOなどが該当します。露出起点・・・拡散力を持つソーシャルメディアのアカウント、閲覧数の多いメディアなどが該当します。

一括で支払うという点から最初から負担する費用は高めですが、コンテンツSEOにおいて、コンテンツの質とソーシャルの露出起点の規模によっては、即効性のあるSEO効果を期待することができます。また、内部SEO対策については、仮に現在のWebサイトにSEO対策の内部設計を施していなければ、非常に高い効果を発揮するでしょう。

注意点としては、「一括で支払う高い金額とその効果が見合うのか?」が挙げられ、その会社の実績を確認するなどして依頼する業者が信頼できるかどうか、じっくりと見きわめる必要があります。

こんな企業におすすめしたい!

  • ドメイン・コンテンツの力を使った即効性のあるSEO対策を実施したい
  • 盤となるWebサイトの内部設計を見直したSEO対策を実施したい
  • 露出起点を持つ業者に依頼して単発のプロジェクトをバズらせたい
    (口コミの起点となるSNSアカウントを持つ業者に依頼して単発のプロジェクトをバズらせたい )

その3. 成果報酬型の特徴:短期的かつ一時的なことが多いSEO対策

  • 特定のキーワードに絞って上位表示させるSEO対策

費用対効果・・「△」

ポイント

成果報酬型は、文字通り成果が発生すれば報酬を支払う仕組みとなっており、その料金は特定のキーワードの難易度によって変動します。狙うキーワードによっては上位表示され続けるとかなり高額になります。負担する費用が低いことからリスクが少なく、短期間で成果を期待することができるというメリットがある一方で、順位の変動リスクが伴うというデメリットがあるのも事実です。また、場合によってはGoogleが違反とみなす行為(スパム行為)ギリギリの対策を行うため、ペナルティーを受ける(順位低下や検索にヒットしなくなる)可能性もあります。

なぜでしょうか?

実はこの成果報酬型の多くの業者には、悪徳なSEO業者というものが存在しています。外部対策(被リンク対策)に力を入れるあまり、スパムサイトからリンクを貼られたまま放置しておくことがマイナス評価へと繋がり、Googleからペナルティを受けることがあるからです。もちろん、成果報酬型の全てが悪いというわけではなく、しっかりと内部施策に重きを置いてSEO対策を施す業者も存在します。

「どのような形で上位表示させるのか?」

そのプロセスをしっかり把握して、SEO対策の動向を見守りつつ、業者と依頼主が双方にコミュニケーションを取り合う関係が必要となってきます。要は、業者に任せっきりにしないということです。

こんな企業におすすめしたい!

  • できる限り低コストでSEO対策を実施したい(キーワードによる)
  • 特定のキーワードだけのSEO対策を検討している
  • 数値分析やキーワード確認など基礎的なSEO対策の知識がある

2. 費用効果の高いSEO対策とは?SEO対策費用の相場一覧表

これまで紹介したSEO対策の項目を、支払い型・費用の相場感、費用対効果、注意点について、一つ表にまとめて掲載しています。SEO会社に依頼しようと考えている方は、ぜひこちらを参考にして検討してみてください。

SEO対策
実施項目
支払い型費用の相場感費用対効果
☆の数で表記)
確認すべき注意点
外部SEO被リンク対策月額固定型月額3万円〜20万円具体的に被リンクを得るための施策は何かを確認する。
コンテンツSEO
(取材ライティング型)
月額固定型1記事単位(1万円〜10万円以上)or
月額3万円〜30万円
☆☆ライターにSEOライティングを実施する知識・スキルがあるかを確認する
SEOコンサルティング月額固定型10万円〜30万円☆☆☆☆自社サイトでどんなことをやるのか?毎月実施するボリュームを確認
依頼するSEO業者のホームページ自体は結果が出ているのか?
内部SEO対策一括支払い型10万円〜100万円単位☆☆☆現段階の自社サイトの内部SEOはどの程度実施できているかを確認する。
できていない場合、効果は見込めるが、ある程度できている場合は、どの程度の効果があるのかを確認する
SEOサイト設計
コンサルティング
一括支払い型10万円〜100万円単位☆☆☆現段階の自社サイトの内部SEOはどの程度実施できているかを確認する。
できていない場合、効果は見込めるが、ある程度できている場合は、どの程度の効果があるのかを確認する
コンテンツSEO
(ソーシャルメディア拡散型)
一括支払い型10万円〜100万円単位☆☆どれだけ費用対効果が出るのか、具体的に担当者に聞いてみる。
業者が持つ露出起点の規模感やこれまでの実績を実際に確認する。
外部SEO対策成功報酬型
(設定したキーワードにより値段が異なる)
月額1万円〜10万単位具体的にどんな方法をとるのか?悪質な方法は実施しないかしっかり確認しましょう。
長期的なSEO対策を考えている方には、おすすめできない内容かもしれません。

3. SEO対策を賢く業者に依頼するなら!見積り価格・費用を下げる2つの方法

いくらSEO対策が大切とは言っても、なるべく不必要な経費は発生させたくないものです。そこで、SEO対策の費用を安く抑える上で、見積り価格を下げる2つの方法をご紹介します。

その1. 不必要な作業を無くしてもらう

まず、現段階で自社内で実施しているSEO対策の中で、「何が成果としてあり、何が改善されずに問題となっているか」を事前に洗い出してみましょう。それが機会点(好機)となります。それから一番ネックとなっている部分を確認し、それらを解決するための方法は何か、まずは自社内で考えてみることから始まります。

もしそうする中で、自社内のリソースをこれ以上割くことができないと判断した時に、外部のSEO業者にコンサルを依頼すべきかどうかの意思がはっきりしてくると思います。そうすれば、不必要な作業を依頼することなく、より自社の目的に合った費用効果の高いSEO対策を期待することができるでしょう。

その2. 自社で実施できるSEO対策を把握する

まずは、自分自身が持っているSEO対策で使用するツールを洗い出してみましょう。

さらに、以下のサイトや資料ではSEO対策に関する情報を無料で取り入れることができます。

このように、ある程度勉強すれば、自社内でも必要なSEO対策を実施することも可能です。ぜひ、一度確認してみてください。

4. こんなSEO業者には気をつけたい!依頼する前に注意すべき3つのポイント

最後に、こんなSEO業者には気をつけるべきポイントを3つ紹介していきます。

SEOの本質となる施策をしているかどうか

最近では、Googleの検索アルゴリズム(上位表示させる仕組み)が頻繁に変更されるため、その時々によって優先順位の高いSEO対策が変わることがあります。そのため、長期的に将来性のある成果を出せるSEO対策が、今ではとても重要になってきています

もし、「今こんな施策をすれば、すぐに効果があるのでおすすめします」という安易な営業トークをするSEO会社があれば、短期的な施策にしか注力しない危険性があるため、気をつける必要があるでしょう。また、SEOの本質を知るための第一歩は、Googleが掲げる10の事実を理解することから始まります。

自社の実績の掲載があるかどうか

SEO会社が、他社のSEO対策をしたホームページの実績を掲載してあるかどうかを、きちんと確認するのが大切です。「この会社だったらSEO対策をお任せしたい!」シンプルにこう思えるようになるには、その会社の信頼性を確認できるかが鍵となります。しっかりとSEO会社の実績内容を確認するようにしましょう。

弊社の実績はこちらからご確認いただけます。

3. SEO対策の料金設定が安過ぎないか

SEO対策の費用の相場から、極端に料金が安く設定しているSEO会社は、本質的な施策を実施しない業者が多いようです。

例えば、低品質なサイトからの被リンクによりペナルティ判定される可能性があったりと、ブラックな手法を使って短期的な施策をしている場合が多いため、それなりの注意が必要です。

SEO対策はホームページだけではない!?

Googleビジネスプロフィール、SNS、YouTubeも影響

SEO対策はホームページの中だけではなく、Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)やSNS、YouTubeといった様々なメディアからのアクセスもより重要となっています。

全ての対策をお願いするとなると大きな金額となるかもしれませんが、ちょっとしたアドバイスがもらえるならそれだけで安心ですね。

SEO対策と費用対効果のまとめ

いかがだったでしょうか?最後に、以下の4ステップにまとめてお伝えします。

  1. 3つの支払い形態からあなたにあった支払方法を選ぶ
  2. ご予算と費用対効果を考えてどのSEO対策を行うか決める
  3. ただ安いだけのSEO業者は選ばない
  4. 実績を打ち出しているSEO業者なら◎

この4ステップで、自社に合った費用対効果を確保したSEO対策を自社のサイトに実施することができます。どうぞ、じっくりご自身にあったSEO会社の選定をしてみてください。

当社でもSEO対策のご相談をお受けしております。ぜひ、お気軽にご相談いただけたらと思います。

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